「子宮筋腫はエストロゲンの過剰が原因であって閉経とともに小さくなる。」
一般的にはそのようなことが言われていますが、現実には全然そんなことはありません。
当店に来られる子宮筋腫の3割位の方は50代の半ばを過ぎておられます。
閉経でエストロゲンが減ったとしても、細胞が自ら過成長することを覚えたしまったんですね。つまり腫瘍ということです。
当店には「15cm位のものを筆頭にいくつもできてしまった多発性筋腫」、「腫瘍マーカーが急上昇して緊急手術の直前だったケース」などたくさんの子宮筋腫や腺筋症の方がいらっしゃいます。もちろんほぼ全員の方には自信をもってご相談をさせていただいています。
しかし、少し前に私が拝見して冷や汗をかいてしまうような重症な方がご来店されました。
ご年齢は50代後半、お腹は臨月のようになってしまい、筋腫のサイズは恐らく30cm位はあると思われました。また悪性度を示す腫瘍マーカーも上がっており、病院で検査をして即手術と言われたところを拒否され、当店にご来店されました。
こちらの方は後にも先にも私の中では過去最大級の筋腫サイズだと思います。
正直、内心お引き受けしてよろしいものかどうか迷いましたが、「命が短いことはわかっているけど、ここで治すことに賭けたい・・」とのことでしたのでご相談させていただきました。(もちろん病院での継続チェックはお勧めしています)
(筋腫が大きすぎておへそが外に飛び出してしまっています)
このような状況ですので、もちろん私のできるベストなご提案(活血+抗筋腫)を選択していただきました。
(最初)
↓
(2か月経過後)
漢方では体質の変化を舌の状態などで判断しますが、2ヵ月を経過して黒ずんだ舌苔が薄くなり瑞々しくなってきています。(体質がよい状況に変化している)
またお腹も当初は左右の下腹部から上腹部にかけて筋腫がコチコチでお腹全体が硬かったそうですが、2か月後には筋腫が体内で動くようになり、下腹部が柔らかく指で押すと指が奥まで入るようになったそうです。(これの意味することは「筋腫が柔らかくかつ小さくなってきたので、筋腫に可動性が出てきた」ということを意味します。)
筋腫の大きさがあまりにも大きいので、お腹が軽く感じられるにはまだ時間がかかりそうですが、これでとりあえずは「命を守る」ということはお約束できます。
最初は冷や汗でしたが、短期間でここまで良くなるとは自分でも大きな驚きを感じたとともに、お客様が真面目にお飲みいただいたことに感謝でした。
まぁ宣伝じみていますが、子宮筋腫や腺筋症という病気に本当に悩んでおられる方のお役にたちたいという使命感、ただそれだけです。
子宮筋腫・腺筋症として、このような重症なケースであっても、当店にご相談していただく価値はあると思います。