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更年期障害の症状がひどい…どうして治らないの?

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更年期障害の原因って何でしょう?

そうですね、「閉経によりエストロゲンという女性ホルモンが枯渇してしまうから、脳が興奮していろいろな不調を起こすのが原因」ですよね。

では治療はどうでしょう?

①お医者さんでやるホルモン補充療法~人工の女性ホルモンを補充していくやり方です。

補助的な薬物療法~眠れないときには入眠剤、気持ちがイライラしたり落ち込んだりしたら安定剤など

③健康食品~女性ホルモンと似た作用がある大豆イソフラボン、よりエストロゲンに近い作用をするエクオールなどのサプリメント

代替療法~鍼灸、整体、ヨガなど神経を休めたりして興奮を鎮めていく

こうしたことが行われています。

なかでも一般的なのは、上の①~③ではないでしょうか?④に至っては、のぼせとか、肩こりとかそれぞれの症状に応じた対症療法です。

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また更年期障害が起きる仕組みについて考えてみましょう!

まず大きな原因は「エストロゲンの枯渇」でしたよね!それが「脳の興奮」を引き起こし、自律神経という内部の神経を興奮させいろいろな不調を招くわけです。

先の治療法について、①ホルモン補充療法と③健康食品は「エストロゲンの枯渇」に対応しています。そして②補助的な薬物療法と④代替療法は「脳の興奮」と「自律神経の興奮」に対応しているといえます。

もし更年期の症状がひどい時は何が考えられるでしょう?

まず思い浮かぶのは、普通の治療だけでは「エストロゲンの枯渇」に対する治療が足りず、「脳の興奮」と「自律神経の興奮」を抑えられていないということです。

するとどうでしょう?「エストロゲンの枯渇」に対する治療を増やせばいい、と考えられますよね。でもホルモン補充療法はその量が多すぎると副作用があったり、からだが薬に慣れて効きにくくなる耐性という現象が起きてきます。また子宮がん乳がんのリスクはないといわれていますが、そう何年も続けるお医者さんも少ないのも事実です。また大豆イソフラボンでは1日30mgまで、エクオールなら1日5mgまでという上限摂取量があります。

そうなるとどんなに症状がひどくても「エストロゲンの枯渇」に対する治療には限界が出てきてしまうのです。

また「脳の興奮」や「自律神経の興奮」といった現象に他の療法がうまく対応していればいいですが、病院では薬物のみでのコントールを意識し、代替療法の知識を持ち合わせていないことがほとんどです。逆に代替療法のところでも「エストロゲンの枯渇」に対応する治療には対応していません。

 

つまり「ひどい更年期障害が治らない」というのは、更年期障害が起きる体内の現象に系統的に対応できていないことが問題なのです。

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