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60歳を過ぎてもホットフラッシュ?

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よく「とっくに更年期を過ぎているんだけど、更年期症状に困っています・・」

というお声を耳にします。

春先や、夏場、そして過度な緊張や疲れがある場合などブワァーッと顔が赤くなって汗を吹き出してしまう・・・

これはいわゆるホットフラッシュですよね。でも厳密にいえば更年期障害ではないんです。

 

こういった方はもともとは更年期障害としてのホットフラッシュがありながら、

治療がうまくいかなかったとか、そのまま治療しなかったなどして症状を放置していたケースがほとんどです。

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ホットフラッシュの成り立ちは

①エストロゲン不足

②脳の興奮

③自律神経の一過性の過緊張

なんですが、

たいていの場合は数年でよくなってしまいますが、そうでない方はいわゆる脳が②と③の状態を覚えてしまうのでしょう。

 

ですから、人前に出たり、ものすごいストレス状況にあったりして脳が興奮してしまうと、②と③の流れになり「ホットフラッシュ」が出てしまうのです。

 

でもそのような時もこの②と③の原因とともに①にも対応すれば、よくなります。

漢方で①のエストロゲンの不足に対応するケースは実際にホルモン剤があるわけではないので、補腎という考えでの処方を組み合わせます。いわゆる生殖器へのエネルギー補充のような考えです。

 

もっとも60歳、70歳なら補腎は必要ですからちょうど良い話です。

すると不思議とそういう方のホットフラッシュも治まってしまうものです。

 

また、それ以外にもホットフラッシュではなく上半身が暑くなって汗が出るケースもあります。そうした場合には茵蔯蒿(インチンコウ)という生薬を使った処方が効くケースが多いです。

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60歳以上でのホットフラッシュや冷えのぼせなどは、このどちらかのケースで治まります。

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