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「体がカーッと熱くなる」体験談

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ご相談頂いた体験談から

「気温が高いわけでもないのに、『体がカーッと熱く』なり、その症状が出ている時は少し顔も赤みを帯びていました。汗もかいたりしていたので、肌着を着替えることも何度かあり、それが面倒と感じていました。」

一日に何度も着替えるのは確かに面倒なことです。カーッと熱くなるのは、痛みや腫れやけいれんなど、病的なこととしては認識されてもらえないので、そのつらさはなかなか理解してもらえないものです。

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「また、元々怒りっぽい性格でもなかったのに、ちょっとしたことでも声を荒げるように。家族も戸惑いましたが、自分でもイライラしやすくなったこのを自覚し、落ち着きを取り戻すと『ごめんね』と謝っています。」

エストロゲンが足りなくなると脳がエストロゲンをだすよう、ホルモンや自律神経を使って卵巣に働きかけます。更年期はそれが慢性的に続いているので、脳も神経も常に興奮状態にあります。不眠やイライラ、欝など本当はそんな性格や体質ではなかったのに急に「自分が変わってしまった?」などとと勝手に思い込んでしまうことも少なくありません。でも「本人の性格の変質などではなく医学的なこと」として捉えてくださいね。そして周りもそんな気持ちや状況を汲み取ってあげましょう。

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「更年期になるとセロトニンが減ることでイライラの原因になると知り、セロトニンを増やすために日光浴を始めたところ、調子が良くなったようでイライラすることもなくなりました。自律神経を整えるために腹式呼吸を始めると、体のほてりもなくなったようです。」

セロトニンは「幸せホルモン」とも言われており、脳内では「快」「不快」などの理性のバランスを保つといわれています。日光浴が良かったのかもしれませんね。

また女性は胸部で呼吸をすることが多いのですが、あえて腹式呼吸を練習することはとっても有効な方法ですよ。

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ついでにへそ下の丹田に両手を当てて、息を吐くときに丹田を膨らますように肛門を引き締めながらそこに意識を集中していくと、より効果的になります。(気功の一種です。)  

ちょっと難しいですか?・・・笑

 

軽いものならこうした自律神経の訓練も有効です。でも重い場合はそれどころではないでしょうから、しっかり治療しましょう!

更年期

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