腫瘍マーカーCA125ってご存知ですか?
これは卵巣や子宮のがん、内膜症、筋腫などの時上昇する数値です。
一般的には正常値は35(U/mL)ということで100以上になればがんの疑いということなんですが、当店にいらっしゃる方は800程度を筆頭に100~200位はよくおられます。
高値ということであっても、あくまで「疑い」であって比較的よくあるケースなのかもしれません。
実際、治療をしていても数値にはあまり関係なく良好な結果を得ることが多いです。
考えるに、この数値はエストロゲンの量に比例するのですが、たとえそれがすごい高値であっても、それは「絶対量としての大量」ではなく、「局所的な仮の大量」を示しているのかもしれません。
つまり下腹部近辺での血液の流れが悪いため、エストロゲンがそこにうっ滞しその影響で数値が高くなっている可能性があるのです。
その根拠としましては、たとえ高くても活血をすれば患部はとても柔らかくなり、苦痛が減ってしまいます。
このような状態を続けていると数値も簡単に下がってしまうものなのです。
そうした背景を想定せずに、やれ「手術だ」、「全体量を減らすべくホルモン剤だ」というのは必ずしもよい手段だとは言えないと思います。