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更年期におけるエストロゲン減少とコレステロール増加

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今回はこんなテーマでお話しさせていただきます。

更年期を迎えると体内でコレステロール値、特に悪玉といわれるLDL値が上がってきます。

エストロゲンには様々な働きがありますが、悪玉LDLを減らし、善玉HDLを増やす働きをします。

もしエストロゲンが少なくなってしまうと悪玉が増えてしまいます。

また卵胞からは体内の95%程度のエストロゲンが出ているのですが、閉経を迎えてしまうとその95%のエストロゲンがなくなってしまうので、閉経後、急に悪玉LDLが増えてしまう傾向にあります。

 

悪玉LDLは多すぎると血管内での滞りの原因になり、血栓、動脈硬化、心臓病、脳血管障害などを招く可能性がでてくるので注意が必要です。

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もっともLDLコレステロールは一般的に「悪玉」といわれていますが、実はそれは安直命名で、LDLはさらに二つの分類ができます。

1つは普通のLDLコレステロール、もう1つは酸化されたLDLコレステロールです。

 

このうち真の悪玉は酸化されたLDLコレステロールの方なのです。年齢とともに体内にあふれだす活性酸素はLDLを攻撃し、酸化型LDLを作ります。するとこの酸化LDLはいわゆるゴミですので、マクロファージが食べにきます。そしてそれ自体が徐々に血管壁に蓄積され塊(プラーク)をつくり動脈硬化を起こすのです。

 

こう見るとLDLで問題なのは酸化型なんですね。

 

一般的な健康診断ではLDL値は調べても酸化型の割合などは調べないのですが、「総コレステロール値」や「LDL値」が上昇してビックリするわけです。

でも特に対策をしていない方は真の悪玉である酸化型も多い可能性が高いです。

 

そこでどうするか?

二つの方法があります。

1つは活血です。血液の質を変えて流していくやり方はEPAやDHAの摂取、和食の推奨などがありますが、血流に働きかけるやり方は漢方独自のものです。

 

もう一つは抗酸化です。抗酸化といえば、言われつくされている感がありますよね。皆さんも聞き飽きていることが多いかもしれません。でもその意味することはあくまで広告ベースでの嘘や大げさ表現が多く、目的とする効能を発揮できないからです。体内では発生する活性酸素は流行り廃りなんかはありません。大事なのはそれをどう減らすか?という手段だけです。いつの時代でも酸化は老化の大きな原因です。

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しかし、中には本当に効果的なものもあります。そういうものを使ったりすればLDLの増加は仕方なくても酸化型の上昇は防げます。

 

エストロゲンの枯渇は女性であれば避けられない問題ですよね。でもこうした知識を持っていただければ、むやみやたらに恐れることはなくなると思います。

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