前回の続きです。
結局悪いのは悪玉で、この値が大きいとコレステロールを体に運び、たまりやすくなるわけです。この時たまったLDLコレステロールは活性酸素によって酸化されます。実はこれこそが悪の本体である『酸化型LDLコレステロール』なのです!
この悪玉が高血糖や高血圧でギザギザになった血管壁とくっつき、次第におかゆ状の『プラーク(コレステロールの塊)』を形成します。これが血管壁を狭めていき、血流不全や動脈硬化を招いていくのです。
「酸化型LDL」これが悪の本体・・・と覚えておきましょう。
そうすると、HDLとHDLの比率で良い悪いが叫ばれていますが、
そんなことよりも酸化型LDLの多少が、病気のリスクに直接関係することになります。これがコレステロールの考えの結論です。
それで一番大事なのは、この酸化型LDLをいかに減らすか?ということになります。
よく言われるのは、
①甘いもの(体内で脂質に変わる)や油ものを控えましょう
②青魚や野菜を食べましょう
②運動しましょう、歩きましょう
などといわれていますが、これって本当はどの程度変化があるのでしょうか?
もちろんやらないよりはやった方がいいという程度です。
どちらかといえば「すでに健康的な人がこれからも血管を守るために続けるとよい」といった程度ではないでしょうか?
逆にすでにそういうことで困っている人なら、こんなことではラチがあきません。
しかし、商業化などで一般の方の情報はここでブロックされてしまっているのが現状です。
そこで私からのご提案は次の2つ。
①血液の巡りを改善する。これは「血液の質を良質に改善し流れが良くなる」といったゆっくりしたものではなく、「生薬の力を使って強制的に血流の勢いを改善させる」といったものです。ずっとメンテナンスされていなかった血流にこれややると効果テキメンです。
②LDLを酸化させる活性酸素を徹底的に減らす。これは「ポリフェノールとかコエンザイムとかゴマセサミンとか摂って、活性酸素を少しずつ減らせるようなら、減らしましょう(笑)」といった緩いものではなく、細胞の抗酸化酵素の合成を若年代の頃行っていたように増やすことで、一気に活性酸素を除去していくというやり方で、LDLの酸化を徹底的に防ぎます。
実はポフェノールとかコエンザイム、セサミンなどという「成分」で言い表すものは、例外なく全て「スカベンジャー」といい、「口から入った成分そのものが活性酸素と反応し、その結果、自分の細胞を攻撃する活性酸素を減らす」というものです。これは作用がとっても弱いです。
一方、こちらでは「細胞に直接働きかけ細胞自身が活性酸素を除去させる」ようにさせます。これはとっても作用が強いのです。この効率度合いは、スカベンジャーの比ではないといわれています。
もっとも活性酸素なんて体のあちこちで悪さをしているのですから、それくらい徹底しないと間に合うわけがありません(笑)
①血の巡りと②活性酸素除去のどちらも独自性のあるものなので、体験された方しかわからないのが残念なところです。
現在80歳の女性ですが、こちらでこの対策を1年程されている方のデータです。
平成28年7月→平成29年7月の一年間で
HDL:54㎎/dl→51㎎/dl
LDL:157㎎/dl高値→108㎎/dl正常値
体重:59.8㎏→60.7㎏ ウエストサイズ:88.2㎝→90.0㎝
食欲が増し、少しお太りになられてしまいましたが…、悪玉LDLは見事に正常値に下がっていますよね。これは酸化型の減少が大きいのだと思います。なお、食生活は気の向くままお好きなものを食べていたそうです。
なお活性酸素が減っているので、活性酸素の影響を受けやすい肝臓の数値(ALT)も異常高値から正常値に改善しています。
何も知らなければこれは矛盾です。すでに80歳なので医学上での若返りは考えられていません。ですからお医者さんも驚いていらしたそうです(笑)
でもこちらからみれば、体の中で何が起きているのか、わかっているので全然矛盾ではありませんよ(笑)
こうした私たちの技術が「お客様に喜んでいただける」という、やりがいのある部分でもあるのです。