今悩んでおられる方はこんな疑問がありますよね?
ホットフラッシュは更年期障害特有の症状です。
耳鳴りや不眠、イライラなど他の付随症状のように慣れがない分、我慢しにくいものです。
では、ホットフラッシュは治療によりどれくらい良くなるものなのでしょうか?
治療スタート時の不快さを10とすると、
もちろん0になる方もいらっしゃいますが、多くの方は2,3程度で落ち着くものです。
でも10→2とか3程度になればほぼ治ったようなイメージになるようです。
もっともホットフラッシュというのは病気とは違い、「生理リズムがなくなったことによる脳の誤作動」です。脳から見れば、「エストロゲンがない」という原因に対して正常に反応しているので病気とは言えません。
そういう意味からすると無理やりそれをゼロにする方が不自然です。
全否定(ゼロ)ではなく、2,3くらい残した方が脳にとっても受け入れやすい自然なリズムとなり、「エストロゲンがない」という認識からの脳の誤作動を自ら減らすことに役立ちます。
こういう意図をもって治療ができれば、対処的なやり方でなく、戦略的な改善が可能となるでしょう。