大きい子宮筋腫と漢方|手術・経過観察で迷っている方へ

  • 「筋腫が20cmを超えていると言われた」
  • 「お腹がふくらみ、張りや圧迫感が気になる」
  • 「手術をすすめられたけれど、可能性があるなら巨大筋腫の漢方についてもっと知っておきたい」

大きい子宮筋腫と診断されると、これからどうなるのか?、何を選べばよいのか?、など迷うこともあると思います。

このページでは、大きい筋腫の特徴と注意点、漢方を考えるときに確認したいこと、ご相談例をご紹介します。

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このページの内容(目次)
  1. 大きい子宮筋腫でも、漢方を相談できますか?
  2. 大きい子宮筋腫には、どのような特徴がありますか?
  3. 大きい子宮筋腫で、注意しておきたいこと
  4. 大きい子宮筋腫のご相談例
  5. 手術をすすめられて、迷っている方へ
  6. 閉経を待っているのに、筋腫が大きいままの方へ
  7. スコヤカ薬局で、大きい筋腫の漢方を相談するときに
  8. 期間の目安
  9. 費用の目安
  10. 大きい子宮筋腫と漢方について、よくある質問
  11. 大きい筋腫のことで、迷っている方へ

大きい子宮筋腫でも、漢方で改善できますか?

「筋腫が30cm、これだけ大きいと改善は難しいのかな?」という疑問をお持ちの方もおられると思います。

筋腫を小さくしたい。お腹の張りや月経のつらさを何とかしたい。手術をすすめられているけれど、ほかの選択肢についても知りたい。同じ大きい筋腫でも、気になっていることは一人ひとり違います。

「小さくなるかどうか」と「体調や症状がどう変わるか」は、病院などで客観的に確認する必要があります。体調が楽になったと感じる場合も、筋腫の大きさは病院の検査で確かめながら考えていきます。しかし巨大な場合はその前に主観的に確認できることが多いです。
つまり、お腹のハリがなくなった、自分で触って硬いのが柔らかくなった、小さくなった、服のお腹のサイズが変わった・・、これらは、つらかった方ほどご自分で確かめられます。

もっとも客観的といっても巨大になるとサイズの変化はむしろわかりにくいものです。だから客観的な評価とともに、主観的な評価も大事になります。

結論から申し上げると、大きな子宮筋腫でも改善は十分に期待できます。実際はそこの問題よりも、急な状況変化など「小さくなっていく過程で起きることへの対処」がとても大事になります。そこまでできてこそ「大きな筋腫でも改善できる」と言えるでしょう。

当薬局では、筋腫の大きさはもちろん、月経の状態、冷えやのぼせ、胃腸の働き、むくみ、体力など、途中経過での全身の状態を確認しながら漢方を組み立てています。大きな筋腫は日常生活への影響が大きくなりやすいため、心身への負担にも配慮しながら、慎重に進めることを大切にしています。

→ 子宮筋腫と漢方の基本(考え方・処方・煎じ薬)を読む

大きい子宮筋腫には、どのような特徴がありますか?

お腹のハリやふくらみ、圧迫感が出ることがあります

大きな筋腫のほとんどは子宮の外側にある漿膜下筋腫というものです。この筋腫が大きくなると出血過多などの症状が少なく、ポッコリとしたお腹のふくらみや、下腹部の重さ・圧迫感が静かに進んでいきます。

「服のウエストがきつくなった」「お腹に硬いものが触れる」といった変化から、筋腫の存在を意識する方もいます。出血や月経痛が目立たなくても、妊娠のようなお腹の大きさによる身体のご負担が出る場合があります。

頻尿や便秘など、月経以外の症状につながることも

大きい筋腫は腸や尿管、膀胱、胃など周囲の臓器を圧迫し、頻尿、尿の出にくさ、便秘、腰痛、食欲不振などを引き起こすことがあります。

月経のときだけでなく、仕事中や外出中、眠るときなど、日常生活で気になることもあります。相談するときは、月経の状態に加え、こうした変化も伝えてください。

大きさだけで、症状の強さは決まりません

大きい筋腫でもできている場所によって圧迫度合いや出現する症状が異なります。

そのため、「何cmだから大丈夫」「痛くないから問題ない」などと、大きさや自覚症状の有無だけで判断することは危険です。病院での検査結果により、筋腫の場所や数なども併せて確認させていただくとよいでしょう。

「10cm以上」という数字だけで治療が決まるわけではありません

一般的には筋腫が10cm以上なら開腹手術、それ以下なら開腹しない腹腔鏡手術などが勧められるため、病院にとっては大きさは重要な情報となります。しかし、漢方では治療姿勢が全く異なります。基本何cmであっても治療方針は体質の改善、つまり自然治癒力の向上です。サイズの大小は、ゴールまでの到達距離の違いと思っていただいて結構です。

ですので、病院で大きいと言われてご不安な場合は、まずはご一緒に冷静に状況を把握していただくことをお勧めいたします。

巨大でも、閉経近くであれば、漢方で逃げ切れる可能性が高いです

閉経に近いご年齢であれば、現状数十cmのサイズの筋腫でも、触れなくなるほど小さくなることが期待できます。巨大な筋腫の場合でも、筋腫にとって閉経を追い風にすることができます。

一方、経過観察だけで閉経を待っておられる方も、もし筋腫が活性化している状態だと閉経が遅くなる傾向があります。またそういう場合は、閉経後でも小さくなりにくい傾向があることが多いです。ですのでただ待つということには注意が必要です。

大きな子宮筋腫で悩む方に、スコヤカ薬局が選ばれる理由

当店がお役に立てる理由

大きな筋腫では、「子宮筋腫によく使われる漢方」を選ぶだけでは十分ではありません。筋腫が大きい場合は、ただそれを改善させるだけではなく、改善していく過程で、筋腫の大きさや硬さ、出血、圧迫感、体調などがどのように変化しているかを見極めながら、きめ細かく対応していくことが大切です。そこに、多くの経過を見てきた専門店の経験が活かされます。

あなたに合わせた筋腫の治療法

そのため、あなたの筋腫の状態や体調、日常の忙しさなどにより、ご希望に合わせた改善プログラムを、一緒に築き、ご提供してまいります。

大きい子宮筋腫で、注意しておきたいこと

今の大きさと、これまでの変化を確認しましょう

現在の大きさだけでなく、これまでの検査と比べてどう変わったかも大切です。

検査を受けた時期と、そのときに説明された大きさを、分かる範囲でまとめておきましょう。

圧迫による負担にも目を向けましょう

頻尿や便秘、お腹の張りが続いている場合は、日常生活への影響を医師に伝えましょう。

大きい筋腫では、尿の通り道や、足の前側の付け根の血管などへの圧迫が問題になる場合もあります。「我慢できるから」と自分だけで判断せず、検査で確認することが大切です。

閉経後の変化も、検査で確認します

閉経後は筋腫が小さくなる傾向がありますが、必ず小さくなるとは限りません。

閉経後に大きくなったと指摘された場合や、不正出血がある場合は、婦人科で確認してください。「閉経したから、もう検査は必要ない」とは考えず、医師と今後の経過観察について相談しましょう。

急な強い症状があるときは、相談予約を待たずに病院への受診を

突然の強い腹痛、大量の出血、尿が全く出ない、などのご症状がある場合は、速やかに医療機関へ連絡してください。ご相談はご症状が落ち着かれてからにされてください。

大きい子宮筋腫のご相談例

自分と近い大きさの筋腫について、どのような相談があったのかを知りたい方もいると思います。

ここでは、スコヤカ薬局の既存の症例記事をご紹介します。いずれも13〜25cmほどの大きな筋腫のご相談例です。大きさだけでなく、相談時の状況や、その後の経過も併せてご覧ください。

  • 25cmほど・多発性【45歳・巨大多発性】25cmほどの子宮筋腫が半年で急成長してしまった方
    45歳/巨大・25cmほど/頻尿、お腹の張り/服用期間5か月相談の背景地元の医療機関で漢方を服用していたものの、半年ほどで急に大きくなりました。頻尿やお腹の張りが強く、「できれば手術は避けたい」とのご希望でした。遠方のため、お電話で相談しました。その後の経過服用開始から1〜2か月は目立った変化がなく、3か月目に「以前より小さくなった感じがする」とのお話がありました。その後は急に大きくなることなく、状態は安定したとされています。5回目でいったん終了しました。→ 詳しい症例記事を読む
  • 13cm2個の合計【50歳・13cm】漢方を飲んでいたが拡大してしまった漿膜下筋腫
    50歳/漿膜下筋腫、2個合わせて13cm/お腹の張り、高血圧、眼圧上昇/服用期間10か月相談の背景2つの筋腫が合わさるように大きくなり、前年の11cmから13cmになっていました。他店で半年間漢方を服用していましたが、検査でさらに大きくなったと指摘され来局。「これ以上大きくなったら手術と言われて怖い」とのご希望でした。その後の経過1か月後に肩こりが軽くなり、2か月目には血圧や眼圧の低下がみられました。3か月目ごろから、ご本人が「筋腫が以前より柔らかく、奥のほうで触れる」と感じるようになり、10か月で服用を終了しています。→ 詳しい症例記事を読む
  • 14cm最大【50歳・14cm】閉経後も筋腫が小さくならず、手術をすすめられていた方
    50歳/最大14cm/頻尿、お腹の張り、腰痛/手術をすすめられていた/服用期間5か月相談の背景1年半ほど月経がなく閉経と考えられるものの、筋腫は小さくならず大きくなっていました。尿路への圧迫と腎機能への影響を指摘され、手術をすすめられていました。仕事のストレスも非常に強い方でした。その後の経過1か月ごろからお腹の張り・頻尿・腰痛が軽くなりました。途中で転倒による骨折や強いストレスがあり、一時お腹の張りが強くなりましたが、服用を続け、5か月目に再び軽くなったとされています。血液検査のクレアチニンは0.85から0.71mg/dLに下がっていました。→ 詳しい症例記事を読む

(※)それぞれ個人の経過であり、同じ大きさの筋腫でも、同じ結果になるという意味ではなく、効果を保証するものではありません。

手術をすすめられて、迷っている方へ

手術をすすめられたとき、すぐには気持ちが追いつかないこともおありかと思います。

お仕事やご家族のこと、入院のこと、子宮を残せるのか?という不安など、気になることがいくつも重なり、「漢方でできることはないだろうか?」と調べ始める方もおられるでしょう。

そのような時は、まずは「なぜ手術をすすめられたのか?」を整理してみましょう。

  • 大きさや増大の経過が理由なのか?(サイズの問題)
  • 出血や貧血、臓器への圧迫が問題なのか?(症状の問題)
  • 妊娠への影響を考えての提案なのか?(ライフスタイルの問題)

理由が十分に分からない場合は、改めて説明を受けてもかまいません。ほかの医師の意見も聞きたい場合は、セカンドオピニオンという方法もあります。

これらのうち、サイズの問題は、開腹や腹腔鏡など手術の方法が選択の基準になっていることが多いです。つまり病院の問題です。しかこれもある病院では10cmがその境界、15㎝がその境界などまちまちです。また症状の問題は患者さんに合わせた医学的な判断、ライフスタイルの問題はその方のご希望によります。

ですので、手術を選択するといっても、実は根拠が様々なのです。特に症状の問題であれば、事前にそれがなくなってしまえば手術する理由も減ります。
当店の漢方相談で、一度そのようなお話を整理させていただき、ご納得いただき、選択の判断とされるとよいと思います。

→ 手術についての詳しい関連記事へ

閉経を待っているのに、筋腫が大きいままの方へ

「閉経すれば小さくなると聞いたので、もう少し待ちたい」というお気持ちもあると思います。

ただ、閉経する時期や、その後に筋腫がどの程度変化するかを、あらかじめ正確に見通すことはできません。小さくなるまでの間に、出血や貧血、圧迫症状の負担が続くこともあります。

私見では筋腫の成長が旺盛だと、閉経は遅くなり、閉経まで大きくなる分、閉経後も小さくなりにくい傾向があると思います。

年齢だけで判断せず、現在の大きさと症状、これまでの変化を踏まえて、待つ場合の見通しと検査の間隔をご一緒に確認しましょう。

そこで漢方を使い、筋腫を改善しつつ閉経を待つことができれば、閉経後は小さくなりやすくなります。目標は大きな筋腫でも閉経後はお腹から触れないか、触りにくくなることです。

また10年、20年後になり、お腹の筋肉が弱った状態になるとその意義も大きくなります。

→ 子宮筋腫と閉経について詳しく読む

スコヤカ薬局で、大きい筋腫の漢方を相談するときに

大きい筋腫について相談するときは、「何cmあります」という情報に加えて、これまでの経過や、いま一番気になっていることもお聞かせください。病院での検査結果やお薬手帳などがあれば、状況を伝える参考になります。

ご相談の前に、分かる範囲でまとめていただきたいこと

  • 筋腫の大きさ、数、場所
  • いつから、どのように変化しているか
  • 出血や貧血、痛み、お腹の張り、排尿・排便の状態
  • 病院で説明された治療方針
  • 健康診断のデータ
  • 現在使っている薬や漢方薬
  • 妊娠のご希望や、閉経の状況
  • 漢方について知りたいこと、不安に感じていること

すべてをそろえてからでなければ相談できない、という意味ではありません。分からないところは、分からないままで構いません。

ご相談はまず問診から始め、症状や、病院での診断・治療の状況をお聞きします。漢方は煎じ薬が中心です。服用を始めてからも、お電話などで体調や月経、お腹の張り、頻尿などの変化を確認しながら、その都度調整していった例が、症例記事に紹介されています。

期間の目安

当店の場合、成長の抑止であれば飲んですぐに大きな変化としてご実感されることが多いです。しかし実際の画像上のサイズ変化は数か月単位でわかることが多いものです。

経血や痛みは月経周期で変わるため、数回の周期を見てから判断するのが一般的です。そのため事前に何か月後にどれくらいになるとは申し上げられません。

しかし大まかな指標として、当店をご利用されている方全体の平均服用期間は8か月程度です。

巨大な方はもう少し長い視点が必要となります。

費用の目安

漢方の費用は、処方の種類や量、剤形で変わります。無理のない範囲で続けられるかを、始める前にお尋ねください。

当店では、筋腫になりにくい体質づくりを目指す漢方を基本に、筋腫の大きさや状態に応じて、すでにできた筋腫・腺筋症への働きかけを目的とする漢方の併用をご提案しています。

体質を整える漢方月37,400円(税込/1日約1,250円)

追加の漢方を併用する場合月15,000〜16,000円前後(税込)を追加

10cm前後までの筋腫では、体質を整える漢方1種類から始めるケースが大半です。使用する漢方は、筋腫の状態や体調を踏まえてご提案します。

※出血・貧血が強い方の止血用漢方は、必要に応じて別途ご相談ください。

→ 煎じ薬の中身と費用の考え方は「子宮筋腫と漢方」へ

大きい子宮筋腫と漢方について、よくある質問

20cm以上でも相談できますか?

はい、ご相談できます。どんなに大きくても大きさだけで判断せずに、ご症状や検査結果などを含めたトータルな視点でご相談させていただいております。

巨大であれば40cm程度の大きな筋腫のご相談例も複数ございます。ただし、ご状況やご要望によっては、ご相談をお受けしかねるケースもございます。

漢方を飲んでいても、大きくなることはありますか?

はい、ございます。漢方を飲んでいることだけを理由に、筋腫が大きくならないとは限りません。レルミナ終了後や、極端なストレス、生活習慣の極端な偏り、漢方薬に対する耐性(効きにくくなること)など、稀にそうなってしまうケースがございます。ですので、そうならないよう、万が一そういうことが懸念される場合は、お客様の仔細な情報をキャッチさせていただきたいので、毎回なるべくお電話やご来店などで直接お話を伺うことにしております。

手術の予定があっても相談できますか?

もちろん可能です。ご相談を希望される場合は、手術のご予定や術前使用薬の履歴をお伝えください。もっとも漢方をお選びいただく際はご自身のご理解のもと、病院との連携はしっかり保っておいてください。

遠方からでも相談できますか?

もちろん可能です。その際はお電話やZoomなどを使ってご相談させていただきます。当店は都内にございますが、関東以外の方の方が多いです。ご遠方で筋腫が大きい場合でもご安心ください。