子宮筋腫と漢方:経過観察・手術に迷う方へ

スコヤカ薬局

子宮筋腫と漢方

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  • 子宮筋腫・腺筋症のご相談
  • 煎じ薬を中心に対応
  • 全国から電話相談
このページの内容(目次)
  1. スコヤカ薬局の漢方相談
  2. お悩み別に、関連記事から読む
  3. 子宮筋腫とは
  4. 漢方は子宮筋腫をどう考えるか
  5. 相談で名前が挙がる漢方薬
  6. 状況別の考え方
  7. 漢方に期待できること・限界
  8. 漢方の続け方:期間・費用・併用
  9. ご相談の事例
  10. よくある質問
  11. ご相談のご案内と参考文献

スコヤカ薬局の漢方相談

スコヤカ薬局は、東京・駒込にある漢方薬局です。子宮筋腫・腺筋症・内膜症のご相談を中心に、全国からのご相談をお受けしています。

特に子宮筋腫は当店の専門分野になります。子宮筋腫はあらゆるタイプの筋腫に対し、大きさやご症状や体全体の状態をみながら、ご相談をお受けしています。

  • 筋腫の大きさ、ご病歴、お立場(経過観察か手術検討中か)など
  • 症状(お腹の張り・頻尿・月経痛・貧血・冷えなど)
  • 漢方は煎じ薬が中心です(自動抽出機でアルミパックにします)

当薬局の考え方

当薬局は、筋腫はあえて大きさにはそれほどこだわっていません。むしろなぜできてしまったのか?どうして成長しているのか?を徹底して追求していきます。さらにそれによって生じる症状(お腹の張り、頻尿、便秘、月経痛、貧血、冷えなど)や、体全体の状態にも目を向けて、それに合った漢方薬をご提供しています。

また、病院の治療を否定するものではありません。ご状況によっては、病院での治療をおすすめしたりする場合もございます。

漢方は「煎じ薬」が中心です

当薬局は、煎じ薬を中心に対応しています。生薬をグツグツ煮だした液体です。専用の自動抽出機で抽出してアルミパックにするため、均一に抽出でき、またご自身で毎日煎じる手間はなく、簡単に服用していただけます。

ご相談を担当する薬剤師

スコヤカ薬局 薬剤師 貴島
  • 管理薬剤師・店主:貴島篤彦薬剤師。ほかに、鍼灸師、柔道整復師の資格があります。
  • 薬剤師:貴島宏斗子宮筋腫・子宮内膜症をはじめとする婦人科系のご相談や、漢方の調合に関わっています。
  • 女性スタッフも在籍しています。

スタッフのくわしい紹介は、アクセス/スタッフのページをご覧ください。

お悩み別に、関連記事から読む

気になる状況に近いものを選んでください。詳しい関連記事へ進めます。

先に受診をおすすめするケースがあります。筋腫が短期間で明らかに大きくなった、ヘモグロビン値が5程度を下回る強い貧血がある、急に大出血が始まったりした場合は、漢方より先に婦人科を受診してください。くわしくは「受診を先にしたいとき」をご覧ください。

子宮筋腫とは

子宮筋腫は、子宮の筋肉(平滑筋)にできる良性の腫瘤です。30歳以上の女性の3割前後に認められるといわれており(日本産科婦人科学会)、決して珍しいものではありません。大きさや数は人によってさまざまで、症状がないまま、検診で見つかる方も多いです。

できる場所で、3つのタイプに分かれます

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タイプできる場所現れやすいこと
筋層内筋腫子宮の筋肉の壁の中最も多いとされる。小さくても月経量の増加、貧血、月経痛、圧迫症状
粘膜下筋腫子宮の内側(子宮内膜に近い側)小さくても経血が多い、貧血、妊娠への影響
漿膜下筋腫子宮の外側経血の変化は少ない、無症状のまま大きくなりやすい。ハリや膨満感や圧迫症状。巨大筋腫の方はほぼ漿膜下です。

同じサイズでも、粘膜下筋腫(内側)は経血や貧血の影響が大きく、漿膜下筋腫(外側)は症状が軽いことが多いです。つらさや治療の必要性は、大きさだけでなく、場所にも左右されるケースもあります。

なぜ大きくなるの?(原因と女性ホルモン)

筋腫ができる原因は、まだ完全には分かっていません。ただし、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の影響を受けて大きくなることは、主要因としてほぼ確実です。そのため、月経がある間は大きくなりやすく、閉経後は小さくなる傾向があります。しかし、閉経後に必ず小さくなるわけではなく、当店でもお客様の1割位の方は閉経後でも大きくなってしまった方です。それでも治療には問題はありません。

主な症状
  • 月経痛、下腹部痛、腰痛
  • 圧迫症状:頻尿、便秘、下腹部の膨満感。
  • 経血量の増加(過多月経)、月経が長引く
  • 貧血:経血が多い状態が続くと、鉄分が不足してめまいや息切れ、疲れやすさにつながります。
  • 不妊・流産との関係:筋腫の場所や大きさによっては、妊娠に影響することがあります。
病院での治療

病院では、筋腫の大きさ、場所、症状、年齢、妊娠希望の有無を見て、次のような選択肢が検討されます。

  • 経過観察:症状が軽い、または無症状のときに、定期的に超音波などで様子を見る方法です。
  • 薬物療法:GnRHアナログや低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬など、ホルモンに作用する薬で、症状や筋腫の大きさを抑えることがあります。使える期間や副作用に注意が必要です。
  • 手術:筋腫だけを取る方法(筋腫核出)と、子宮ごと取る方法(子宮全摘)があります。粘膜下筋腫(内側)に対する子宮鏡下手術などもあります。45歳くらい以上は全摘をすすめられることがほとんどです。
  • その他の治療:子宮動脈塞栓術(UAE:筋腫のメインの血管を塞ぎ、壊死・縮小させる)や、集束超音波治療(FUS:超音波で患部を焼く、大きい筋腫や妊娠希望の方には不可)などもあり、施設や条件によって選べるかどうかが変わります。

どれが正解というわけではなくても、ライフプランや症状で選ぶものです。ただ、病院での治療は「経過観察」と「手術」といった治療手段には大きなギャップがあると考えます。漢方はその間を埋めるお体にやさしい手段としてお勧めができます。

漢方は子宮筋腫をどう考えるか

漢方は、筋腫という「できもの」だけを見るのではなく、筋腫を成長させてしまう、症状が出てしまう「お体の状態」を見ます。ここでご説明するのは、漢方の一般的な考え方です。

よく出てくる4つの見方

瘀血(おけつ)

血の流れが滞りやすい状態をいう漢方の言葉です。月経痛が強い、経血に塊が混じる、下腹部が張る、唇や舌の色が暗いといった様子から考えます。筋腫の相談で最もよく登場する考え方ですが、「瘀血=筋腫」ではありません。

気滞(きたい)

気の巡りが悪く、イライラや緊張、ストレスで症状が変わる状態をいいます。

痰湿(たんしつ)

体の中の水分や代謝が滞りやすく、むくみや重だるさ、分泌物の多さがある状態をいいます。

血虚(けっきょ)

血が不足した状態で、貧血傾向、顔色が悪い、めまいなどが目安になります。

同じ筋腫でも、経血が多くて貧血傾向の方と、痛みが強くて張りが目立つ方では、漢方の考え方が変わります。これが、「同じ筋腫でも、合う処方が違う」理由です。

出血が多いとき・痛みが強いとき・大きいときの考え方
  • 出血が多いとき:血を巡らせることだけを優先すると、かえって負担になる場合があります。血を補うことや、出血を落ち着かせる視点も一緒に考えます。
  • 痛みが強いとき:血の滞りに加えて、冷えやストレスの影響も見ます。月経の時期と、それ以外の時期で考え方を分けることがあります。
  • 筋腫が大きいとき:「大きいから強い薬」というわけではありません。体力や貧血の状態を見ながら、負担が大きすぎない範囲で進めます。

相談で名前が挙がる漢方薬

月経に関する悩みや体質の不調で、名前が挙がることの多い一般処方を紹介します。どれを飲むべきかを示すものではなく、あくまで「こういう考え方で選ばれることがある」という理解のための資料です。自己判断で選ばれないようにしてください。

表の「添付文書の効能・効果(要旨)」は、医療用医薬品(ツムラ製品)の添付文書に書かれている内容です。ここに挙げた処方では、「子宮筋腫」は効能・効果として明記されていません。

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処方名漢方での考え方添付文書の効能・効果(要旨)注意したい点
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)瘀血(血液循環不良)を巡らせる月経不順、月経困難、更年期障害など著しく体力が低下している方は、副作用に注意。
桂枝茯苓丸加薏苡仁(けいしぶくりょうがんかよくいにん)桂枝茯苓丸に、ヨクイニン(ハトムギ)を加えた処方月経不順、血の道症、にきび、しみ、手足のあれ桂枝茯苓丸と同じ視点で確認
芎帰膠艾湯(きゅうきこうがいとう)血を補い、出血を落ち着かせる痔出血胃腸症状、甘草の重複による低カリウム血症などに注意。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)血を補い、水の巡りを整える貧血、倦怠感、更年期障害、月経不順、月経困難、不妊症など胃腸が弱い方は、食欲不振・吐き気・下痢などに注意。
加味逍遙散(かみしょうようさん)気の巡りを整える冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症甘草の重複、長期服用による腸間膜静脈硬化症に注意
温経湯(うんけいとう)下腹部を温め、血を巡らせる月経不順、月経困難、こしけ、更年期障害、不眠、神経症、湿疹、足腰の冷えなど胃腸が弱い方、妊娠中、甘草含有薬との併用は要相談

一例として桂枝茯苓丸について

子宮筋腫の漢方として、最も名前が知られている処方です。瘀血を巡らせる処方として、月経に関する悩みに使われてきました。桂皮・茯苓・牡丹皮・桃仁・芍薬の5種類の生薬を組み合わせた処方です。漢方では、血の巡りが滞った「瘀血(おけつ)」に用いる代表的な処方として知られています。

それぞれの生薬には、漢方の考え方で次のような役割があります。

生薬処方の中での役割
桃仁(とうにん)滞った血を巡らせる
牡丹皮(ぼたんぴ)血の滞りを取り除く働きを担う
桂皮(けいひ)身体を温め、ほかの生薬とともに巡りを助ける
芍薬(しゃくやく)筋肉の緊張を緩め、痛みを和らげる
茯苓(ぶくりょう)余分な水分の排出を助け、水の巡りを整える

処方全体では、血の滞りを中心に、水分の偏りや緊張にも働きかける組み合わせです。月経痛や月経不順、のぼせと足の冷えなどがある方に用いられてきました。

子宮筋腫の相談でも使われますが、筋腫という病名だけで一律に選ぶ処方ではありません。出血や痛み、冷え・のぼせ、体力、その他お体の状態などを確認して、適した処方を考えないと効果を出すのは難しいものです。

既製品の漢方と、個別に処方を考える漢方相談の違い

ドラッグストアや病院でだされる顆粒や錠剤などのエキス製剤は、生薬を煮出した液を濃縮・乾燥し、服用しやすく加工したものです。一方、当店でご提供する煎じ薬は、生薬を煮出した薬液をそのまま服用する、伝統的な漢方薬の形です。

エキス製剤には、持ち運びや服用の手軽さがあります。一方誰が使っても安全性を保ちやすいという薬効の面に難があります。半面、煎じ薬には煮出す手間がかかりますが、効果は数倍違うとも言われています。スコヤカ薬局では、この煎じ薬を中心に漢方相談を行っています。

これまで漢方薬を飲んでも十分な変化を感じられなか一方、漢方相談を行う薬局では、筋腫のタイプ、経血の状態、貧血の有無、体力、冷え、病院での治療などを詳しくお聞きしてから、漢方薬を選びます。この違いは、「どちらが優れている」ではなく、「どこまで個別に見られるか」の違いです。症状が重い方や、病院の治療を受けている方は、対面やお電話で相談できる場を選ぶことをお勧めします。

漢方薬局なら、子宮筋腫の相談はどこでも同じ?

漢方薬局にも、それぞれ重点的に取り組んでいる分野があります。幅広い体調の悩みを扱う薬局と、子宮筋腫の相談を専門的に受けている薬局では、蓄積してきた経験の内容が異なります。

子宮筋腫では、筋腫の大きさや数だけではなく、位置、これまでの増大の経過、出血や貧血、圧迫症状、病院での治療などを合わせて考える必要があります。

スコヤカ薬局では、大きな筋腫や多発性筋腫を含む様々な例の治療をしてきました。その経験を踏まえ、漢方薬を選ぶだけでなく、服用期間中に何を確認するか、処方を見直す必要があるか、さらには服用を終了されたお客様のお体の状態のことまで考えてご提供しています。

筋腫の専門店をご利用いただく意義は、病名や処方名の応じた漢方薬を受け取るということよりも、ご相談実績3万件以上に及ぶ豊富な実例を生かし、あなた独自の子宮筋腫改善プログラムを一緒に築いていけることなのです。

状況別の考え方

筋腫の悩みは、どの状況にいるかで、優先することが変わります。ご自身に近いものから読んでください。

経過観察と言われたとき

経過観察は、今すぐ治療が必要とは判断されず、定期的に大きさや症状を確認していく方針です。月経の日数、経血の多さ、痛み、めまいや疲れやすさなどを記録しておくと、次の診察で相談しやすくなります。医療側は何もしないという意味ではありませんが、患者側は実際は基本何もされません。

もし何もしないのであれば、筋腫は大きくなるのが普通です。ですのでその間に、体質のケアから、筋腫を育てない、縮小させる、ということをしていかれることをお勧めします。

手術をすすめられたとき

手術をすすめられた理由は、人によって違います。大きさ、貧血の強さ、圧迫症状、妊娠希望、年齢などです。まずは、「なぜ手術をすすめられたのか」、「どう言った手術をするのか」を病院に具体的に聞き、「このまま様子を見る場合はどうなるか」もなるべく確認されてください。その上で漢方を選択をする場合、期間ごとに定期的に検査で確認することをお勧めします。自己判断で手術を先延ばしにして、状態が悪化することは避けるべきだからです。

閉経まで待ちたいとき

閉経後に筋腫が小さくなる傾向があることは事実ですが、必ずしも誰もがそうなるわけではありません。閉経までの数年間、経血や貧血を抱えて過ごすことが負担になる方もいます。この時期の漢方相談は、「閉経前まで小さくさせる」ことが目的になります。実際そういう方は、閉経後、筋腫はかなり小さくなることが一般的です。

筋腫が大きいとき

筋腫の大きさが10cmや20cm以上の方も、ご相談を承っております。

詳しくは、こちらをご覧ください。

妊娠を希望するとき

妊娠を考えている方は、筋腫の場所(特に粘膜下筋腫)や大きさが妊娠に関わるかを、まず婦人科で確認してください。漢方薬には、妊娠中の使用に注意が必要なものもあります。妊娠を希望する場合は、五年代による治療期間の制限や出産医療の専門性など病院治療との併用が望ましいケースも多いです。

漢方に期待できること

子宮筋腫の漢方で目指すこと

スコヤカ薬局では、筋腫の改善を目指すことと、出血・痛み・圧迫感などのつらさを改善すること、漢方を常用せずとも恒常的にずっといい状態を維持できることを漢方相談・治療の目的としています。

「筋腫を小さくしたい」「経血量や月経痛を何とかしたい」「子宮を残すために、手術以外の選択肢も検討したい」。そうしたご希望を伺い、筋腫の状態や体調、病院での治療内容を踏まえて漢方薬を選びます。

服用後は、日々の症状と病院での検査結果を確認しながら、続け方や処方を検討します。(改善の程度や必要な期間には個人差があります)

病院受診を先にしたいとき

次のようなときは、漢方より先に婦人科を受診してください。ご相談は、その後でも遅くありません。

  • 筋腫が短期間で明らかに大きくなった
  • 閉経後に筋腫が大きくなった、または不正出血が始まった
  • めまいや息切れがあるなど、貧血が強く疑われる
  • 突然の激しい下腹部痛

急に大きくなったり、閉経後でも急に大きくなったりした場合、ごくまれに、筋腫以外の病気(子宮肉腫など)が隠れていることがあります。画像だけでは区別がつきにくいこともあります(国立がん研究センター)。不正出血の原因にも、子宮頸がんや子宮肉腫などがあり、日本産科婦人科学会ではまずは産婦人科の受診を勧めています。

漢方の続け方:期間・費用・併用

期間の目安

当店の場合、成長の抑止であれば飲んですぐに大きな変化としてご実感されることが一般的です。しかし実際の画像上のサイズ変化は数か月単位でわかることが多いものです。経血や痛みは月経周期で変わるため、数回の周期を見てから判断するのが一般的です。そのため事前に何か月後にどれくらいになるとは申し上げられません。しかし大まかな指標として、当店をご利用されている方全体の平均服用期間は8か月程度です。巨大な方はもう少し長い視点が必要となります。

費用の目安

漢方の費用は、処方の種類や量、剤形で変わります。無理のない範囲で続けられるかを、始める前にお尋ねください。

当店では、筋腫になりにくい体質づくりを目指す漢方を基本に、筋腫の大きさや状態に応じて、すでにできた筋腫・腺筋症への働きかけを目的とする漢方の併用をご提案しています。

体質を整える漢方月37,400円(税込/1日約1,250円)

追加の漢方を併用する場合月15,000〜16,000円前後(税込)を追加

10cm前後までの筋腫では、体質を整える漢方1種類から始めるケースが大半です。使用する漢方は、筋腫の状態や体調を踏まえてご提案します。

※出血・貧血が強い方の止血用漢方は、必要に応じて別途ご相談ください。

病院の治療・薬との併用

漢方を始めるときには、今飲んでいる薬を必ずお伝えください。

  • ホルモンに作用する薬(GnRHアナログ、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬など):併用してよいか、先に処方する医師にご確認ください。
  • 鉄剤:貧血の治療をしている場合、自分でやめずに、医師や薬剤師と相談してください。
  • 他の漢方薬やサプリ:同じ成分が重なることがあるため、一緒にお伝えください。
  • 定期検診:漢方を飲んでいる間も、医師が勧める頻度で超音波や血液検査は続けてください。

変化をどう確認するか

最初の問診時に、月経の日数、周期、経血の多少(ナプキンの使用枚数など)、痛みの強さ、めまいや疲れやすさ、血液検査(ヘモグロビン)と大きさ(超音波の結果など)をお伝えください。その後こちらでも経緯を記録してまいります。ある期間ごとに筋腫の状況の結果チェックなどもお電話やご来店時にお伺いさせていただき、お伝えしております。

ご相談の事例

当薬局のブログでは、実際のご相談の経過を症例として紹介しています。年齢、筋腫の大きさ、主な症状、服用期間、経過をご覧いただけます。ここで紹介するのは、13〜25cmほどの大きな筋腫のご相談例です。同じ筋腫でも経過は人によって異なります。個人の経過であり、効果を保証するものではありません。記事には、筋腫の大きさを再計測した数値は載っていません。

  • 【45歳・巨大多発性】25cmほどの子宮筋腫が半年で急成長してしまった方
    45歳/巨大・25cmほど/頻尿、お腹の張り/服用期間5か月相談の背景地元の医療機関で漢方を服用していたものの、半年ほどで急に大きくなりました。頻尿やお腹の張りが強く、「できれば手術は避けたい」とのご希望でした。遠方のため、お電話で相談しました。その後の経過服用開始から1〜2か月は目立った変化がなく、3か月目に「以前より小さくなった感じがする」とのお話がありました。その後は急に大きくなることなく、状態は安定したとされています。5回目でいったん終了しました。
  • 【50歳・13cm】漢方を飲んでいたが拡大してしまった漿膜下筋腫
    50歳/漿膜下筋腫、2個合わせて13cm/お腹の張り、高血圧、眼圧上昇/服用期間10か月相談の背景2つの筋腫が合わさるように大きくなり、前年の11cmから13cmになっていました。他店で半年間漢方を服用していましたが、検査でさらに大きくなったと指摘され来局。「これ以上大きくなったら手術と言われて怖い」とのご希望でした。その後の経過1か月後に肩こりが軽くなり、2か月目には血圧や眼圧の低下がみられました。3か月目ごろから、ご本人が「筋腫が以前より柔らかく、奥のほうで触れる」と感じるようになり、10か月で服用を終了しています。
  • 【50歳・14cm】閉経後も筋腫が小さくならず、手術をすすめられていた方
    50歳/最大14cm/頻尿、お腹の張り、腰痛/手術をすすめられていた/服用期間5か月相談の背景1年半ほど月経がなく閉経と考えられるものの、筋腫は小さくならず大きくなっていました。尿路への圧迫と腎機能への影響を指摘され、手術をすすめられていました。仕事のストレスも非常に強い方でした。その後の経過1か月ごろからお腹の張り・頻尿・腰痛が軽くなりました。途中で転倒による骨折や強いストレスがあり、一時お腹の張りが強くなりましたが、服用を続け、5か月目に再び軽くなったとされています。血液検査のクレアチニンは0.85から0.71mg/dLに下がっていました。

よくある質問

漢方で子宮筋腫は小さくなりますか?

皆さま均等に小さくなることをお約束することはできません。研究でも、支持も否定もできる水準には至っていません(※)。漢方に期待されるのは、経血や痛み、貧血傾向などのつらさを、体質から整えるご相談です。筋腫の大きさは、医師の検査で確認してください。(※コクランCochrane調査より)

ツムラなど、市販の漢方薬でもよいですか?

市販の漢方薬も選択肢ですが、筋腫の縮小や症状の改善に積極的に取り組みたい方には、当薬局では煎じ薬を中心とした漢方相談をお勧めしています。筋腫の状態、経血量、貧血の有無、体力、これまでの服用歴などを伺い、漢方薬を選びます。エキス製剤で十分な変化を感じられなかった方も、ご相談ください。

どれくらい続ければよいですか?

一般に数か月単位で様子を見ますが、個人差があります。月経の周期を数回見てから評価し、変化がない場合は見直します。重症軽症を分けない当店のお客様の平均服用期間は約8か月となっております。

費用はどのくらいかかりますか?

皆様にお飲みいただく活血は37,400円(1か月分)です。大きい筋腫の方が別途追加で生薬をお勧めすることがあります。そちらは15,400円(1か月分)です。また出血過多で貧血が重い方の場合は、止血の漢方(1日分1,100円)もお勧めすることがあります。詳しくはお電話かフォームでお尋ねください。

手術の前でも漢方を相談できますか?

はい、ご相談できます。ただし、手術をすすめられた理由を医師に確認し、経過を見る期間や検査の間隔を決めてください。

ピルや鉄剤と一緒に飲めますか?

併用できるかどうかは、誰がどの薬を出しているかで変わります。自己判断でやめたり、混ぜたりせず、医師と薬剤師にお伝えください。

10cm以上でも相談できますか?

ご相談はできます。ただし大きい筋腫は、圧迫症状や貧血、急な増大の確認が特に大切です。医師の診察と定期検査をあわせてご計画ください。状況によっては、先に受診をおすすめしたり、ご相談をお受けできなかったりする場合があります。

遠方でも相談できますか?

全国からのご相談をお受けしています。お電話でのご相談ができ、遠方で筋腫が大きい場合は、モニター通話も利用します。

閉経後はどうですか?

閉経後は小さくなる傾向がありますが、必ずではありません。閉経後に大きくなった、または不正出血がある場合は、先に受診してください。

ご相談のご案内と参考文献

子宮筋腫と漢方のことで迷っている方は、状況をお聞かせください。漢方で相談できる範囲と、病院を先にすべき点を、一緒に整理します。

監修・参考文献・更新日

【確認中】記事を確認した医師・薬剤師の氏名と資格、確認日、公開日・更新日は、確認でき次第こちらに掲載します。

参考文献

このページは、一般的な情報提供を目的としており、診断や治療の代わりにはなりません。個々の状況については、医師や薬剤師にご相談ください。効果を保証するものではありません。

【公開前に削除】確認事項(この枠は公開しません)

  • 医師・薬剤師による医学監修(全体)。とくに「病院での治療」「受診を先にしたいとき」の表現。
  • コクラン・レビューの発行年表記:Cochrane Libraryは2013年(pub3)、cochrane.orgは2022年と表示しており、食い違いがあります。本文には年を書いていません。
  • 漢方薬の表(添付文書の効能):ツムラ製品の添付文書で確認しました。折衝飲は製品が見つからず未確認のため、表から外しています。エキス剤以外(煎じ薬)の処方との関係も、薬剤師の確認が必要です。
  • 「30歳以上の女性の3割前後」は日本産科婦人科学会の表現です。協会けんぽ資料は「20〜40%」としており、表現の選択をご確認ください。
  • 医書.jpの抄録(1990年・2014年)は、今回は原典で確認できなかったため、本文から外しました。
  • 費用の目安、期間の目安:当薬局の実際の数字(確認できていないため掲載していません)。
  • 既存サイトにある次の表現は、このページには使っていません。「相談実績は累計3万件以上」「手術をしないで済んだ等のお声」「根本から改善」など。使う場合は、根拠と薬機法上の表現を確認してください。
  • 薬剤師の氏名・資格の掲載、女性スタッフ在籍の記載:既存の「薬局紹介」ページを基にしています。掲載してよいかご確認ください。
  • LINEでの相談:リンク先が確認できていないため、ボタンは入れていません。
  • 症例カードの掲載可否と、掲載する症例の選定(本人の同意と代表薬剤師の承認)。